つくることに夢中

2022年7月4日をもちまして、株式会社エムールは設立16周年を迎えることができました。ひとえに皆様のおかげと感謝申し上げます
ここからは、例年と異なりカジュアルに率直な想いを書きたいと思います。
創業は2006年ですが、1997年に社会人となり、今年でこの仕事を始めて25年となりました。ずっと商品をつくったりサービスをつくったりする仕事をしてきました。 思い返すと、この仕事が楽しくて大好きでずっと続けている感じです。ずっと夢中なので飽きを感じることもなく、他の事に想いが行くこともありませんでした。やりたいことが多すぎて人生短いなと感じています。

の原風景

25年の間、時代は変わり、日本の立場も変わり、ビジネス環境も大きく変わりました。それに応じて、自分自身も会社もビジネスモデルも変えてきましたが、自分の中では大事にしている変わらない原風景があります。

学生の頃、ビームスやハリウッドランチマーケットに憧れて、 少ないお小遣いを握りしめて原宿、渋谷、代官山を1日かけて歩き回りました。 ワクワクする商品やお店作りに心を奪われ、こんな世界があるんだと感動しました。 そこで働く人もキラキラしており、憧れのお兄ちゃん、お姉ちゃんたちでした。 当時の私は学生のルールがあまり好きではなかったので、働く方が楽しそうで自由に思えました。 早く学生を切り上げて働きたい、いつか自分でブランドをつくり世の中の人に(彼らのように)喜んでもらえる商品やサービスを生み出したい。そんな想いをずっと思っていました。 最初から仕事や働くということに対して、ポジティブだったのは良かったと思います。

動物園のような組織

大学などで講演をする機会をいただいていますが、そこでは主にビジネスモデルの話をします。 その際はユニクロさんをモデルに寝具SPAとして創業したと言っています。 それは事実なのですが、商品の楽しさやブランドの多様性、動物園のような組織という意味では「私から見たビームスさん」を参考にさせていただきました(真実がどうかというよりは、私が憧れたイメージを重要視しています)。 2006年、「エムール」からスタートし、いくつものブランドやプロダクトブランド、サービスが生まれました。 それぞれが価値ある、意味がある挑戦だったと思いますし、それが今に繋がり未来に向かっているのだと思います。

寝具、家具、睡眠、寝室と事業領域も広がり、想いもどんどん広がり、やや複雑になりました。 それを強引に綺麗にわかりやすくするのではなく、なるべく迷いや失敗も含めてあるがまま忠実にまとめてみました。 僕は「エムール」の最初の種にすぎません。 最初は自分の想いだけで1人で立ち上げましたが、似ているけど違う人が集まり、似ているけど違う種を植え始めています。 自分が40代後半になり、私の直弟子の30代が活躍し、その彼ら彼女らが次の20代と切磋琢磨しているのが今のエムールです。多様なメンバーが集まり、まさに動物園のようになってきました。

世界で活躍する面白い会社

「世界で最も多くの人に愛される寝具ブランドをつくる」という最初のビジョンから 「眠りで世界の人を元気にする」という今のビジョンとなり世界が広がったことで、 物販における商品開発やサービス開発から、睡眠関連サービスまで領域が広がりました。 また、最初は国内販売のみでしたが、今は主体性をもって欧米のお客様への提供にも挑戦できています。 より多面的に世の中の人に役立つことに挑戦できる土壌が出来上がってきました。 とはいえ、まだまだ組織もサービスも発展途上です。こんな段階だからこそ今までをまとめるのに意味があると思いました。

私が学生の時に心を奪われたのは、洋服とそこにある文化でしたが、私達が今取り組んでいる寝室文化や睡眠という分野も同じくらい魅力的で挑戦的な領域だと思っています。 日本をとりまく環境はあまりにも変わりすぎました。私が憧れた日本のあの場所はもうありません。 それを単に懐かしむのではなく原風景として心に留めながら日本発の世界で通用するサービスをつくることに注力していきます。

それを実行する部隊(舞台)であるエムールは魅力的な会社でありたいし、 魅力ある面白く志が高い人が集まってきてほしいなと思います。 多摩地域発の会社で、世界で活躍する面白い会社、面白い人がいる場になれるように次の期も積み上げていきたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。

INTERVIEW

社員インタビュー
開発者たちの挑戦