STAY HOME & STAY THE LIFESTYLE / アスリートから学ぶ
外出自粛が続き、普段と違う生活リズムでお過ごしの方も多い中、カラダの健康だけでなく、様々な不安を抱えていらっしゃる方も多いかと思います。
エムール睡眠・生活研究所では、『STAY HOME & STAY THE LIFESTYLE』と題して、外出がままならない日々の中で、少しでも心身ともに健やかに過ごすための方法について、定期的に発信を続けてまいります。
第二弾は、『世界で活躍するトップアスリートに学ぶ 「毎日同じ」の重要性』について、女子プロサッカーチームの日テレ・東京ヴェルディベレーザの選手と一般女性を対象に実施した調査結果をもとにお話させていただきます。
日本代表として世界でも活躍するトップアスリート集団は、睡眠に対する満足度が高く、睡眠改善学の観点からみると、お手本のような生活習慣の特徴を持っています。これらをヒントに、外出自粛の今だからこそ、ふだん乱れがちな「生活リズム」を整える機会にしてみてはいかがでしょうか。
トップアスリートの生活習慣の特徴
(同年代の一般女性と比較して有意だった項目)
- 起床就床時刻などの睡眠習慣全般が毎日規則的
- 平日・休日共に23時台と就寝時刻は早い
- 寝起きが容易である
- 寝室を暗くして寝ている
- 寝室は暑くも寒くも感じず、ちょうど良い
- 日中に仮眠をとる
- 汗ばむ程度の運動習慣がある
- カフェインやアルコールの摂取が少ない
- シャワーではなく湯船につかる
- 排便はほぼ毎日ある
調査結果からは、規則正しいリズムで過ごしていることの他にも、様々な習慣が見えてきました。
今日から取り入れられそうなことはありましたか?わかってはいるけど…という方もいるかもしれませんが、全てを完璧にこなす必要はありません。
『毎日の同じ時間に眠る』『寝室の温湿度や照明を整える』『ストレッチをはじめる』『カフェイン・アルコールを控える日をつくってみる』『湯船につかる』などできることから試してみてください。また、ぜひ試した翌朝の気分に注目してみてください。良い変化に気づければ、試したことは続けたくなります。そして、自分に合ったリズムをつかめば、きっと生活の質は向上していきます。
トップアスリートの中には、ルーティン(routine)と呼ばれる儀式的な動作を持っている方がいます。新型コロナウィルス感染症により、私たちの暮らしや心には大きな変化や抑圧が発生しています。こんな時だからこそ、「毎日決まった時間に適切な行動をとる」ことで、ご自身や大切なご家族の生活の質は保たれるのではないでしょうか。ぜひ、できそうなこと、興味のあることから始めてみてください。
<語り手>
睡眠・生活研究所 神川 康子(富山大学 顧問 名誉教授)
睡眠改善シニアインストラクター(日本睡眠改善協議会) 高橋 幸司
睡眠習慣改善アプリNERUTOKU
エムールでは、生活リズムをサポートするiPhone用の睡眠計測スケジューラ―アプリを無料で配布しております。リズム形成の目安に活用ください。
(iOS12.0以降対応)
次回は Chapter3.『子どもは何時に寝起きするのが良いの?』をお届けいたします。
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