早稲田大学「睡眠ビジネスモデル・デザインコンテスト2021」

早稲田大学「睡眠ビジネスモデル・デザインコンテスト2021」

ビジネスモデル・デザイン

弊社代表の高橋が、早稲田大学 商学研究科のオープン科目「ビジネスモデル・デザイン」に講師として参加しました。本講座は、PBL(Project Based Learning)形式で、4月にインプットした私たちエムールが抱える課題に対して、3カ月間かけて戦略的分析・顧客洞察・パターン適合のアプローチを駆使し、ビジネスモデルをデザインいただきました。

今回のコンテストは、ビジネスシーンで言えば経営者に対するプレゼンテーションです。学生の皆さんが考える「睡眠ビジネス」について発表いただきました。

※大学方針に従い、リモート参加との併用・常時換気・ソーシャルディスタンス・マスク着用・消毒等の安全配慮には万全を期して開催いたしました。

(担当教員)
早稲田大学 商学学術院 井上 達彦 教授
主な著書:
『ビジュアル ビジネスモデルがわかる』(日経文庫)日本経済新聞社、2021年
『マンガでやさしくわかるビジネスモデル』日本能率協会マネジメントセンター、2021年
『ゼロからつくるビジネスモデル』東洋経済新報社、2019年
『世界最速ビジネスモデル 中国スタートアップ図鑑』(共著)日経BP社、2021年
『模倣の経営学-実践プログラム版』日経BP社、2017年

プレ選考を勝ち抜いた3チームがプレゼンテーション

コンテスト当日は、全15チームのうち、提案書による事前選考を通過した上位3チームが熱弁をふるい、No.1を争いました。全く異なる業界に打って出たチーム、ライフスタイルの変化に着目したチーム、顧客洞察から新たなプロダクト軸を提案したチームと、いずれも甲乙つけがたい内容でした。また、発表チームに対して他の学生からも「なぜそう考えたのか?」「なぜそう判断したのか?」鋭い質問が飛び交う中、胸を張って自分たちの主張を話す姿が印象的でした。優勝は、弊社のアセットである睡眠計測寝具と睡眠データを活用したB2Bビジネスを提案したチームといたしました。

七転び八起きがビジネスを成功させる

本講座では、新規性や実現可能性など様々な観点で、提案されたビジネスモデルが実装されたらという未来を想像しながら評価しました。一方で、実際のビジネス実装においては初期仮説がずれていたり、追加リサーチが必要だったり、ステークホルダーへの対応、エンドユーザーに評価される価格やサービスの肌触りなど、様々な点で「転び」ます。そのたびに、起き上がっては軌道修正し、実現させていきます。

学生の皆さんにはぜひ社会に出る前に転んで起き上がる経験をたくさんして頂きたいと考えます。転ばないための知識やスキル武装も重要ですが、それ以上に起き上がる力がビジネスの世界では必要だと考えるからです。今回の講義も一つの機会と捉え、志を成し遂げる力をこれからも磨いていっていただければと存じます。

心からの感謝を

末尾になりましたが、本講座の担当教員でいらっしゃる井上教授、サポートしてくださった学生の皆さん、そして膨大な事前資料を読み解き、知恵を振り絞っていただいた参加学生の皆さんに心から感謝申し上げます。ビジネスモデルは実行されることで初めて世に価値が生まれる可能性となりますので、私たちエムールが彼らに代わって価値創造に力を尽くし、ビジョンである「眠りで世界の人を元気にする」の実現を通して、この感謝をお返ししていければと考えております。

また、未来を担う、学生の皆さんには生み出すことの意義や面白みを今回限りのこととせず、それぞれのテーマを見つけ、突き進んでいってほしいと、心から願っております。

 

エムールの教育分野に関する社会貢献活動

エムールでは、ビジネスの面白さと社会が前進するにあたってのインパクトを共に味わう、若年層に向けた講演や産学連携、長期インターンシッププログラムを積極的に開催しております。

私たちは、情報が溢れる時代だからこそ、ビジネスの現場で得るリアルな体験が重要だと考えています。また、様々な知見や人間性が交じり合うことで新たなビジネスの成功確率が上がり、ビジネスの力が社会をより良い方向へ前進させるものと信じています。

ご賛同いただける学校関係者の皆様、そして学生の皆様からのご相談、ご依頼も積極的にお受けしておりますので、ご関心ございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。


本件に関する問い合わせ先
株式会社エムール
〒190-0012 東京都立川市曙町1-25-12 オリンピック曙町ビル9階
広報担当: 沢田 裕
Tel:042-595-6251 Fax:042-595-6253
Email:y.sawada@emoor.co.jp
LATEST NEWS