『座る・立つ』をもっと楽しく
日本の健康寿命は年々伸びています。人生100年時代も夢の話ではなくなってまいりました。同時に、具体的な介護予防・フレイル対策は喫緊の課題とも言えます。私たちエムールライフ事業では、長くなった人生をより楽しく過ごせるよう、「座る・立つ」にフォーカスしたプロダクトを開発・販売しています。日常生活の基本である「座る・立つ」は、年齢とともに痛みや悩みを伴うものになっていきます。かといって、医療用途の器具はデザイン性に欠け、アクティブなシニアにとって満足のいくものは少ないようです。私たちはお客様の声に耳を傾け、心身ともに豊かな暮らしを支える椅子を作り続けてまいります。
利便性とデザイン性の追求
シニア世代にとっての高座椅子や座椅子は、日常のメインスペースとなります。毎日の暮らしを便利するにための利便性の追求はもちろん、暮らしに馴染むデザインにも気を配っています。人間工学や生活工学の専門家と共に、機構設計から手触りといった細部まで、徹底的に突き詰めて商品を作り上げていきます。
「立ち座りが楽」の先へ
エムールライフでは、従来の「立ち座りを楽にする」家具に加えて、「立ち座りのための筋力低下を防ぐ」家具づくり(フレイル対応家具)に力を注いでいます。アクティブなシニアライフを真の意味でサポートするモノヅクリは、長寿の国、日本が世界に先駆けて取り組むべきテーマだと考えています。
MEMBER’S VOICE
事業に関わるメンバーからの声をお届けします。
商品企画部 部長
長江 亮
愛知県出身。家具商社にて商品企画担当として15年従事。「年齢と共に生じる痛みや悩みを解消し、豊かな暮らしへのお手伝いがしたい」という思いから介護職員研修を修め、高齢者・介護向け製品を企画販売する株式会社くるみを設立。2014年よりエムールに参画。「立ち・座り」の動作による悩みを解消する椅子の開発を通して、フレイル対策としての家具づくりを実践している。