早稲田大学「ビジネスモデルデザインコンテスト2022」
ビジネスモデル・デザイン
弊社代表の高橋が、早稲田大学 商学研究科のオープン科目「ビジネスモデル・デザイン」に講師として参加しました。今年度で4回目の開催となります。本講座は、PBL(Project Based Learning)形式で、学生の皆さんは、事前にインプットした私たちエムールが抱える課題に対して、約3カ月間かけて戦略的分析・顧客洞察・パターン適合のアプローチを駆使し、ビジネスモデルをデザインし、プレ選考を経て上位チームによるコンテストに参加しました。今回は、当社アセットを軸とした「新たなECサービス」または「睡眠サービス」をテーマに15チームが参加しました。
※大学方針に従い、リモート参加との併用・常時換気・ソーシャルディスタンス・マスク着用・消毒等の安全配慮には万全を期して開催いたしました。
全15チームが参加
全15チームのうち、提案書による事前選考を通過した上位3チームにプレゼンテーションを行っていただきました。今回は例年以上にレベルが高く、プレ選考で落としてしまうには勿体ない提案もたくさんありました。また、発表チームに対して他の学生からも「なぜそう考えたのか?」「なぜそう判断したのか?」「顧客の価値は?」など、鋭い質問も非常に印象的でした。
受賞チーム
新規性・収益性・実現可能性など複数の観点から、当社の睡眠教育ツールの特性を理解した上で、具体的な協業先の選定まで実行し、新たなマーケットである介護サービスとの協業モデルを描いたチームを優勝といたしました。
見えるまで学び続ける
学生の皆さんにはぜひ学び続ける大切さを、これからも持ち続けていただきたいと考えています。社会に横たわる課題は言い換えればビジネスチャンスです。誰かが決めた枠の中で、唯々諾々とこなしていく生き方もありますが、自らが向かうべき先が見えるまで学び続ける生き方も素晴らしいと思います。今回の講義を一つの機会と捉えて、考え、学び続ける力をこれからも磨いていっていただければと存じます。
心からの感謝を
末尾になりましたが、本講座の担当教員でいらっしゃる井上教授、サポートしてくださった学生の皆さん、そして膨大な事前資料と過去開催分の動画を読み解き、知恵を振り絞っていただいた参加学生の皆さんに心から感謝申し上げます。本講座ではビジネスモデルデザインまででしたが、実際にはプロトタイプをつくり、カスタマーの課題解決に繋がるのかインタビューと構築を積み重ね、マーケットにアジャストしていくプロセスを経ていくこととなります。今回、提案いただいた課題仮説は、私たちエムールが検証・実行を引き継いで推進してまいります。私たちエムールが彼らに代わって価値創造に力を尽くし、ビジョンである「眠りで世界の人を元気にする」の実現を通して、この感謝をお返ししていければと考えております。
(担当教員)
早稲田大学 商学学術院 井上 達彦 教授
主な著書:
『ビジュアル ビジネスモデルがわかる』(日経文庫)日本経済新聞社、2021年
『マンガでやさしくわかるビジネスモデル』日本能率協会マネジメントセンター、2021年
『ゼロからつくるビジネスモデル』東洋経済新報社、2019年
『世界最速ビジネスモデル 中国スタートアップ図鑑』(共著)日経BP社、2021年
『模倣の経営学-実践プログラム版』日経BP社、2017年
エムールの教育分野に関する社会貢献活動
エムールでは、若年層に向けた講演や産学連携、長期インターンシッププログラムを積極的に開催しております。
ご賛同いただける学校関係者の皆様、そして学生の皆様からのご相談、ご依頼も積極的にお受けしておりますので、ご関心ございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。
また、睡眠をテーマとした新ビジネスの協業に関心のある企業様とも積極的にディスカッションを行っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。
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