2022.09.01

生涯学習のユーキャンと共同開発！睡眠の質の向上を目指す方のための『睡眠セルフマネジメント講座』開講

快適な寝室空間と睡眠教育を提供する株式会社エムールが、通信教育を手掛ける株式会社ユーキャンと共同開発した『睡眠セルフマネジメント講座』が、9月3日の「睡眠の日※」に先駆けて、2022年9月1日（木）より開講いたしました。従来の通信教育に睡眠・生活記録アプリを組み合わせることで、単なる知識学習に留まらず、日々の生活における実践までをサポートします。自身の睡眠習慣や環境を改善するためのスキルトレーニングを行う通信講座としては日本初の取り組み（2022年9月1日/自社調べ）となります。

※睡眠の日は2011年に、公益財団法人精神・神経科学振興財団と日本睡眠学会の協力により定められました。春の3月18日と秋の9月3日があり、それぞれの日の前後1 週間を「睡眠健康週間」として、市民講座や相談窓口を開設することで、睡眠を通して国民のQOL向上や規則正しい生活リズムの確立を目的に、全国でさまざまな運動が展開されます。

睡眠セルフマネジメントとは？

睡眠に関する科学的に正しい知識をもとに自身の睡眠を認知し、状況に応じた適切な対処を継続できる、また、ライフステージに合わせて調整できる能力が睡眠セルフマネジメントです。睡眠の重要性は広く知られるようになりましたが、いざ睡眠改善に取り組もうとした際に「自分に合った打ち手」を適切に選んで実践するのは難しいという声も。専門家に相談しようと思ってもそういったサービスを見つけることが難しい側面もあります。エムールは、企業で働く従業員やアスリート、そして子どもに向けた睡眠教育を長年提供する中で、自分自身の力で睡眠に悪影響を与えている環境や習慣を改善していく能力の必要性と有効性を強く実感したことから、睡眠セルフマネジメントの推進を行っています。

睡眠セルフマネジメント講座の特徴

受講生専用アプリで、ひとりひとりの睡眠改善をサポート

受講生専用アプリには、大きく分けて２つの機能があります。１つは、個人の睡眠課題と課題に応じたアドバイスがわかる「睡眠力チェック」。もう１つが、記録を続けることで、自分の日々の行動と睡眠の満足度の関係を可視化できる「睡眠・生活日誌」です。アプリを使うことで、自分の睡眠満足度を高めるためのヒントが手に入ります。

睡眠の専門家による、個別相談が受けられる

寝室環境と睡眠生活習慣に関する専門家が、具体的なアドバイスを提供します。※個別相談は、受講期間中に１回ご利用いただけます。疾病の診断や治療、医薬品に関する相談、その他研究開発に関する内容などには回答できません。

在宅で「睡眠セルフマネジメント」の資格取得も可能！

本講座では、受講期間内に全ての添削課題を提出し、資格試験で基準点をクリアすれば、「睡眠セルフマネジメント」の資格が認定されます。生涯に渡って役立つスキルとして、日々の暮らしの中でご活用いただけます。

睡眠セルフマネジメント講座について、詳しくはこちらをご覧ください。

◇睡眠セルフマネジメント講座【ユーキャン】
https://www.u-can.co.jp/suimin

本講座の開発体制

本講座は、ユーキャンの持つ、わかりやすいテキスト構成力・添削指導・サポート体制に加えて、受講生専用の睡眠記録アプリにより、継続的な学習と実践を促し、睡眠セルフマネジメントの習得を支援します。40年以上睡眠教育に携わってきた神川康子氏（エムール睡眠・生活研究所所長/富山大学名誉教授）と、現役トップアスリートや企業における従業員の睡眠習慣指導を行ってきた上級睡眠改善インストラクターおよび睡眠改善インストラクター（いずれも日本睡眠改善協議会認定）が開発、監修。受講生専用アプリは、不眠のための認知行動療法（CBT-I）の一技法として有効性が示されている「睡眠日誌」をベースに開発されました。

本講座の社会的意義

先進諸国における睡眠教育は、すでに単なる知識教育のみならず、改善行動までをサポートするプログラムとして研究開発が行われている一方、日本における睡眠教育は知識教育自体も十分とは言えません。講座は、２冊のテキストで睡眠改善に必要な知識とスキルを学ぶとともに、専用アプリや個別相談サービスを使い、実際に睡眠の質の向上を目指すカリキュラムです。本講座の普及により、睡眠も運動や食事のように、個々人が自分の状況に合わせた適切な対処を選択、実践できる社会の実現に貢献できればと考えております。