5年連続・早稲田大学「ビジネスモデル・デザイン」で講演
ビジネスモデル・デザイン
当社代表の高橋が、早稲田大学 商学研究科のオープン科目「ビジネスモデル・デザイン」で講師を務めました。2019年から参加させていただき、今回で5年目となります。
受講生には、事業創造サイクル(hyphenate)、SWOTやクロスSWOTを用いた戦略分析アプローチ、逆転の発想やバリューカーブ、観察・インタビューやビジネスモデルキャンバスを使った顧客洞察アプローチ、さらに過去のエムール講演内容など、「ビジネスモデル・デザイン」に必要なフレームワークや基礎情報を事前に学習した上で、参加いただきました。
講演当日は、エムール創業から現在までの17年間の思考と行動プロセス、人口動態や社会環境の変化、ECや睡眠、寝具家具インテリアなど当社を取り巻く市場環境、当社の持つ様々なアセットなどを解説し、当社の5年後、10年後を見据えた経営戦略上の「課題」を発表しました。
今年度は、起業や企業内での新規事業開発への意欲・関心が高い受講生が半数近くに上り、積極的な質問や発言が多く見られました。学生の皆さんが取り組んだビジネスモデルプランの提案は、2か月後の7月にコンテスト形式で開催予定です。
授業の特徴
この授業は、反転学習とアクティブラーニングを基本としたPBL(プロジェククト・ベースド・ラーニング)スタイルの授業です。
授業に先立ち、事業アイデアの発想やビジネスモデルのデザインについての方法についての動画をご覧いただき、教室ではグループディスカッションを通じて、ケース演習やアイデア発想の演習に取り組んでいただきます。
動画で配信される動画では、スタンフォード大学のd.schoolや実際の起業家で用いられているような分析・発想・試作の方法を紹介します。なぜそれぞれの手法が有効であるかの理由について、適宜、解説を加える予定です。
事前学習を前提にクラスルームではミニ演習やディスカッションに時間を割く予定です。オープン科目であるため、多様な専門性をもった学生が集まります。多様な視点から「理論と実践」の往復運動を進めていきましょう。教科書『ゼロからつくるビジネスモデル』東洋経済新報社で復習/予習することで、理解を深めることができます。
実践性を高めるために、協力企業から課題を提示してもらい、授業で学んだフレームワークや手法を用いてその企業に新提案をしてもらっています。最終授業ではファイナリストに発表していただき、協力企業の経営者からコメントと評価をいただきます。
担当教員
早稲田大学 商学学術院 井上 達彦 教授
主要著書:
『模倣の経営学 偉大なる会社はマネから生まれる』日経BP社、2012
『ビジネスモデルがわかる』日経BP/日本経済新聞出版、2021
『世界最速ビジネスモデル 中国スタートアップ図鑑』(共著)日経BP社、2021
研究室HP:
https://www.waseda.jp/sem-inoue/
株式会社エムール
〒190-0012 東京都立川市曙町1-25-12 オリンピック曙町ビル9階
広報担当: 沢田 裕
Tel:042-595-6251 Fax:042-595-6253
Email:y.sawada@emoor.co.jp