2022.10.17

プロアスリートから好評！寝室環境サポート

株式会社エムールは、パフォーマンス向上と健康保全、長くプロとしてご活躍いただけるよう、プロアスリートの寝室環境づくりをサポートしています。今年もすでに10名以上の選手のサポートを行いました。サポートを受けたプロアスリートの感想や寝具の組み合わせ例などの寝室環境レポートはこちらからご覧いただけます。

https://emoor.co.jp/uservoice/

今回は、エムールが具体的にどのような寝室環境サポートを行っているかを解説いたします。ぜひ寝室環境の見直しの一助にしていただければと思います。尚、一般のお客様もご予約制で受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

サポートの流れ

1.ヒアリング

普段お使いの寝具や寝室の間取り、寝姿勢など、寝室環境に関してなるべく細かくヒアリングしてまいります。身体に感じている違和感や、寝つきが悪い、目覚めのときの気分など、心理的な不満もお伺いします。

2.マットレスのフィッティング

硬度や触感、素材の異なる複数のマットレスをお試しいただきます。客観的に寝姿勢をみると同時に、寝心地や気持ち良さといった主観的な感想も重要視しています。ベースとなるマットレスで「弾性構造(※後述)」が整わない場合は、マットレスの上に敷く「オーバーレイマットレス」を付け足して調整していきます。

3.まくらのフィッティング

選んだマットレスによって身体の沈み込みが変わるため、マットレス→まくらの順にフィッティングしていきます。形状・触感の異なる複数のまくらのフィッティングを行います。枕の高さは基本的にすべて調整できるようにお作りしていますので、様々な形状・触感を試して頂きながら、高さを調整していきます。

4.補助寝具のフィッティング

仰向け寝の場合は足枕、横向き寝の場合は抱き枕もお試しいただきます。身体の隙間を埋めることで、無理な寝姿勢を避けることに繋がります。また、安心感やリラックス感、心地よさも重要です。特に男性は抱き枕を使ったことがない方が多いため、感動される場面をしばしばお見受けします。

快適な睡眠環境とは

良質な睡眠を得るためには、寝室の温湿度管理や光、なるべく静音であることはもちろん重要ですが、「寝心地」もとても大切です。エムールでは、「寝心地」を最大化するために、寝室空間の間取りや体型、ふだんの寝姿勢や身体の状態などを細かくヒアリングして、最適な寝具の組み合わせをご提案しています。

十分な寝具の広さ

寝室の間取りから、快適だと感じる、寝返りを打っても十分な寝具の広さを確保することが重要です。寝心地の好みや、睡眠・覚醒リズムは年代や性別、個々人によって異なりますので、できるなら、1つの寝具に1人で眠ることをオススメしています。とは言っても、寝室環境のために使えるスペースが限られていることもあります。エムールでは折り畳むことができる寝具やベッドを通して、寝心地と居心地の両立をご提案しています。

寝返りのしやすさ

寝返りには、睡眠時の温湿度を調整する役割と、体圧を分散させる役割があります。寝具の十分な広さに加えて、適切な反発弾性が求められます。重要な点は、床やベッド+マットレス+まくらと敷き寝具全体の組み合わせ、すなわち「弾性構造」で捉えることです。マットレスをどこに敷くか、どんな枕をのせるのかによって寝心地は変わります。どんなに優れた高機能マットレスでも1枚では真に快適な寝心地は実現できないものです。

快適な寝姿勢

寝姿勢は、大きく分けても、仰向け寝・横向き寝・うつ伏せ寝があります。身体に負担のかからない寝姿勢は、しばしば立った時と同じ状態と言われますが、立位姿勢のまま眠ろうとすると、背骨が反り過ぎてしまって、腰が浮いたような印象を受けます。そのため、表面はやや柔らかく、中層や下層は適度な硬度があることが重要です。また、本人が楽な寝姿勢を保つために抱き枕や足枕といった補助寝具をご提案する場合もあります。