寝具情報提供方法に関する特許を取得しました

寝具情報提供方法に関する特許を取得しました

この度、エムールが出願しておりました、快眠のための「寝具情報提示システム、及び寝具情報提供方法」について、以下のとおり特許を取得したことをお知らせします。

本特許は、寝具の使い心地(寝心地)に関する評価データと寝具の物性データを組み合わせることで、消費者にとって使い心地の良い寝具情報を提示するシステムです。本特許により、実際に寝具を寝試しできない環境のお客様であっても、客観的かつ科学的な情報をもとに自分自身に合った寝具選択を支援することが期待できます。

取得内容

特許番号】
特許第7340299号(P7340299)

【登録日】
令和5年8月30日(2023.8.30)
【発明の名称】
寝具情報提示システム、及び寝具情報提供方法
特許権者】
株式会社エムール
【課題】
ユーザにとって使い心地がよい可能性の高い寝具に関する情報を提示する寝具情報提示システムを提供する。
【解決手段】
提示システムSは、選択寝具について、所定の評価項目に関する寝具の使い心地についての評価値である第1評価値と、所定の評価項目に関する寝具の物性についての評価値である第2評価値とを、それらの評価値とユーザの属性との相関を示すデータから推定して認識し、選択寝具に関する情報として提示する。

背景

当社は、実店舗を持たずにECサイトで寝具を販売することで、寝具の原材料や製造方法にコストを掛け、高品質な商品をリーズナブルな価格でご提供しています。しかしながら、ECサイトではお客様は限られた情報から、ご自身に合った寝具をお選びいただく必要があります。実際に寝試しをしなくても、ご自身に合った寝具選びをサポートするための方法として、本特許の発明に至りました。

 

今後の展開

昨今、生成AIの普及等に伴い、アンケートに答えればAIが自分に合った商品を提案してくれるといったサービスが増えてきました。これは、インターネット通販サービスの進化とも解釈できます。しかしながら、提案の基盤にある判定アルゴリズムに科学的根拠はあるか、データの母集団は適切に統計処理されているかなど、不透明なサービスも見受けられます。新たな購買体験を提案する企業団体は、有効性を担保するための科学的研究開発を行い、優良誤認等を引き起こして消費者の信頼性を損なわないサービス開発が求められると、私たちエムールは考えます。

寝具は健康に関わる睡眠環境具であり、人生のうちで購入する回数がある程度限られたものでもあります。私たちエムールは、科学的アプローチをもって本特許の社会実装を進めて参ります。また、顧問機関であるデロイト トーマツ弁理士法人と連携し、当社保有の知的財産権を侵害するサービスへの勧告を通して、安心して自分に合った寝具選びができる社会の実現を目指して参ります。

当社の保有する特許 ※一部抜粋


本件に関する問い合わせ先
株式会社エムール
〒190-0012 東京都立川市曙町1-25-12 オリンピック曙町ビル9階
広報担当: 沢田 裕
Tel:042-595-6251 Fax:042-595-6253
Email:y.sawada@emoor.co.jp
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